バリデーションチェックにJava8のOptionalを使ってスマートに書く(自分比)

公開日: : プログラム ,

Web アプリのバリデーションチェックにアノテーションを使うことが増えた。だが、アノテーションで実装しにくい場合や、簡単なチェックならアノテーションを使わないでロジックを組むことはまだまだある。

そういう場合、これまでは if を使ってチェック処理の結果を確認してきたが、Java8 で導入された Optional を使って実装してみた。

以下のように、チェック処理結果の確認に if を使っていたのを

String message = validateIf("hoge");
if(message != null) {
  // xxx
}

Optional#ifPresent() にしてみた。

validateOptional("hoge").ifPresent(xxx);

単純に置き換えただけだが、目先が変わって今後の何かのヒントになるかもしれない。
コード例をメモしておく。

icatch-2015-006-1

目次

1. Optional を使ったバリデーションチェック例

値が null かどうかをチェックするバリデーションチェックを例とする。

public Optional<String> validate(final String value) {
    if (value == null) {
        return Optional.of("値が入力されていません");
    }
    return Optional.empty();
}

validate()Optional を返すので、呼び出し側のコードは次のようになる。

List<String> message = new ArrayList<>(); // エラーメッセージを格納するリスト

// 1つ目の要素 → null なのでエラーになる
sut.validate(null).ifPresent(message::add);

// 2つ目の要素 → null ではないのでエラーにならない
sut.validate("1234").ifPresent(message::add);

先にも書いたが、Optional#ifPresent() に置き換わっただけだが、
行数が減ったからなのか、if がなくなったからなのか少々スッキリしているように見える。

やはり null を返す可能性がある場合は積極的に Optional を使ってみよう。

2. String を返すバリデーションチェック例

比較として、バリデーションチェックメソッドが String を返す場合の呼び出し側のコードを載せておく。

List<String> messages = new ArrayList<>();

// 1つ目の要素 → null なのでエラーになる
String message1 = sut.validate(null);
if (message1 != null) {
    messages.add(message1);
}

// 2つ目の要素 → null ではないのでエラーにならない
String message2 = sut.validate("1234");
if (message2 != null) {
    messages.add(message2);
}

3. 更新履歴

  • 2015/10/17: 初版作成

Googleアドセンス用(PC)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

no image

CVS でタグ間で変更があったファイルを抽出するスクリプト

今どきバージョン管理ツールに CVS を使っているところは珍しいと思うし、あまり需要はないだろうけど

記事を読む

icatch-thumbup_3507728739_mini-thumbnail

Sublime Text3 に SublimeLinter-jshint をインストールしてみた

エディタに Eclipse を使って Java のプログラムを書くことが多いんですが、JavaScr

記事を読む

icatch_8626992930-resized

シェルスクリプトでcdしたいパスにスペースが入っている場合の対処法

cd したいパスにスペースが入っていると、パスの先頭からスペースまでを「移動したいパス」と解釈されて

記事を読む

icatch-2015-004-1

Vagrantで起動したCentOS上のOctopressをホストOSから確認する設定

タイトルの通りだが、Vagrant を使って起動した CentOS に Octopress をインス

記事を読む

no image

IE9 のキャッシュ対策

どのようなバグだったのか POST で送信した内容を確認する画面で、最新の内容が表示されないという

記事を読む

icatch-8587724648_24926df337_z-resized

yum のリポジトリ ATrpms を参照できるように設定する

あるツールの動作検証をしようと調べたところ、そのツールは ATrpms リポジトリが提供しているとの

記事を読む

icatch-medium_4301351732-resized

mp3splt を実行して “undefined symbol: mp3splt_u_check_if_directory” と出力されたときの対処法

mp3 ファイルを分割してくれる mp3splt というライブラリがあります。 mp3 ファイルを

記事を読む

icatch-8785445626_587fdac14d_z-resized

検証用の CentOS をインストールした直後に行う初期設定手順

職場でも自宅でも Linux で検証したい作業があったので VMware に 64 ビット版の Ce

記事を読む

20140811-00

64ビット版のCentOSをVMwareにインストールできない場合の対処法

Linux で検証したい作業が多かったので VMware に検証環境を作りました。OS は Cent

記事を読む

icatch_4365495446-resized

CentOS6.5にGitをソースコードからインストールする

CentOS 6.5 の64ビット版を "Minimal" でインストールした環境で、git sta

記事を読む

Googleアドセンス用(PC)

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


六 × 7 =

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Googleアドセンス用(PC)

icatch-jersey_multi_pathparams
Jerseyの@PathParamはスラッシュの間に複数指定できる

http://hoge-api/user/{id}.{format}

icatch-vagrant_box_customize
VagrantのBoxファイルをカスタマイズして独自のBoxファイルを作成する

配布されている Vagrant の Box ファイルを使って検証環境を

icatch-2015-006-1
バリデーションチェックにJava8のOptionalを使ってスマートに書く(自分比)

Web アプリのバリデーションチェックにアノテーションを使うことが増え

icatch-2015-005-1
ユニットテストの偏りを防ぐ命名規則の付け方

ユニットテスト名に以下の命名規則を付けるようにして二ヶ月ぐらい経った。

icatch-2015-004-1
Vagrantで起動したCentOS上のOctopressをホストOSから確認する設定

タイトルの通りだが、Vagrant を使って起動した CentOS に

→もっと見る

PAGE TOP ↑